義左衛門
「そろそろ、この物語の副題なとつけてみてはいかがでしょう?」
彦右衛門
「副題?つけると何かよいことでもあるのか?」
義左衛門
「はい、やはり他でこのタイトルを見た方に興味を持って頂ける確率が増えまするな。」
彦右衛門
「そうすると、兵力の増強が図れるというわけか。」
義左衛門
「左様にござりまする。」
彦右衛門
「うーん、となると考えねばならんが、何かええ題名がないかのう……。おい、章之進!」
ぴこぴこぴこ
章之進
「呼びましたかぁ?拙者、ゲームで忙しくて手が離せんのですけど。」
彦右衛門
「こ、こいつ、完全になめきっとるな。んん?それはまた面白そうなゲームじゃのう。」

章之進
「戦国無双2
彦右衛門
「ほっほう、どら横にどいておれ!拙者がプレイして進ぜようほどに。」
ぴこぴこぴこ
彦右衛門
「こりゃ面白い!千人斬りいったらんかぁい!む、はぁ、とぉ、や!」
義左衛門
「おーい、城主様ぁ!サブタイトルを考えて下されや!」
彦右衛門
「知らん、今忙しくて手が離せんから、章之進と相談してくれや!」
義左衛門
「もう困った御仁にござるのう。章之進、章之進、ああ!もう一台テレビ買っとるッ!お前、軍資金はなしのつぶてじゃと言うとるに!しかも、ゲーム機まで買っておるじゃないか!」
ぴこぴこぴこ
章之進
「いやー、城中も退屈であってはいかんと思いましてな、なかなかに良き城構えになってきもうした。」
義左衛門
「お前なぁ……。それより、早くサブタイトルを考えてくれや!」
章之進
鼻くそほーじほーじ
「ええー、何でもええですやん。彦右衛門様が丁度ハマっておられるし、目指せ戦国無双にでもしといたらぁ?」
彦右衛門
ぴこぴこぴこ
「あー、面倒だからそれでええわ!題名なんて適当適当。『戦国』は入ってるしいいんじゃなぁい?」
幸之助
「これで決まりのようダニ!どら、拙者にもやらせるダニ!火縄銃を使えるキャラがいいんダニ。」
義左衛門
「じゃあそれで決まりということで。皆の衆、ずるいですぞ、拙者にも少しはやらせて下され。真面目に軍議を開いておるのは拙者だけで、もうウズウズしておったのでござる。どら、知将タイプの武将はどれですかな?」
俊丸
「ああ、諜報から帰って見れば、そんな面白そうなもんやっておるデブか。拙者にもやらせるデブ。忍者はおらぬか、忍者はおらぬか?」
ぴこぴこぴこぴこ
こうして夜はふけて行き……
彦右衛門
「お、おええええ、三次元酔いが!」
義左衛門
「や、やり過ぎたぁ!拙者もでござるぞ!」
章之進
「年寄りはこれだから嫌でござるな。」
俊丸
「まったくデブ。時代に取り残されるデブよ!」
幸之助
「何をやってるダニか。そんなでは城撮り戦国無双などと言えないんダニ。」
章之進
「でもさぁ、よく考えたら戦国時代に城を写真で攻め撮ってる人間なんていないから、もう戦国無双じゃぁん?」
幸之助
「いいところに気がついたダニ。既に、目標は達成してるダニ!」
章之進
「そうすると、さっぶいタイトルですなぁ!あ、だからサブタイトルなんだ!納得……うまいな俺!それより、こんなタイトルに誰がしたんですかのう、全く。」
彦右衛門、義左衛門
青ざめた顔で
「お前じゃろがい!」
数日後、
<高札>
彦右衛門 在判
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