日本の城  日本の城一 備前 竜の口城
日本の城を写真にて攻め撮るのでござる。おかしな物語と共にいざゆかん戦国無双の城撮り名人の道!
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
日本の城を攻め撮れー城撮り物語ー


 第1回戦略会議


彦右衛門
「で、どうする?どこ狙っていこうか?」


義左衛門
「まずは読者のハートをがっちり握れるようなところがよろしいかと…。」


彦右衛門
「じゃあ、地味な美作から攻めてもなぁ。姫路城あたりいっとく?」


義左衛門
 (あっきれたー!こいつ超頭悪い!先が思いやられるわい……。)

「………いきなりですか。でも、3人であの城はちょっと無謀すぎませんか?山陽道も通っててちょっと裕福な備前でも狙いしょう。」


彦右衛門
「はい、決定。」


義左衛門
 (うーん、素直だ。即断即決は君主の鏡じゃのう。これは大丈夫かな。)

「それでは岡山の北にある、竜の口城を攻略目標にします。ふふっ。」


章之進
 (ぞくっ、なんか嫌な予感……。)

 竜の口城(真ん中やや右の山の頂上)

竜の口城

竜の口城 麓

義左衛門
「さあ、麓に到着致しましたぞ。まずは偵察を行いましょう。章之進殿頼みましたよ。」


章之進
「では、早速。」


 1刻後(約2時間後)


章之進
「ざっと見ただけで城兵50人程詰めてますよ。守りもガチガチに固いし、無理っぽいんすけど……もうこの企画やめましょうよ。3人じゃどこの城も無理だって。」


義左衛門
「いえいえ、策を用いれば大丈夫。ここの城主、?所(さいしょ)元常は男色の気があるらしいです。そこで一番若い章之進殿に働いてもらいましょう。城主に近付いてって、生け撮りにするのです。合図と共に我々がなだれ込んで有無をいわせず乗っ撮ります。」


章之進
「そ、そ、そ、そりは私に同性愛者になれと、そういうことどすか(←怪しい京都弁)?そういう趣味はないんでえ。結論、嫌ですよ。お二方がやって下され!」


彦右衛門
「えー、この前新宿歌舞伎町に行って楽しかったって言ってたじゃん。やれよ~!」


章之進
「嫌、傍から見るのは楽しいけど、そんな危険侵すのは嫌。それから戦国の世なのに、しれっと現代に飛ぶのやめて!」


彦右衛門
「褒美は君の好きなガンダムのDVD!ゼータの映画版、機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-iconが出てたよね~!」


章之進
「やりまひょう、私も男です。虎穴にいらずんば虎児を得ず。」


義左衛門
(うーん、単純だ。)

「大丈夫です。行為に及ばれる前に逆に襲いかかっちゃえばいいんです。」


章之進
「了解!では、章之進行きまーす!ガンダム、ガンダムと。」


1日過ぎて……


義左衛門
「おお、あれに見えるは合図の狼煙。早速我らも別ルートで攻め上がりましょう。「城主は生け撮った!」と大声で叫びながら、激写戦法にて乗っ撮っていけばいいだけですぞ。彦右衛門殿は大手門への登山口から、私はちょっとしんどいけど、搦手口に至る尾根ルートから参りましょう。では、後は本丸にて再会を、御免。」


彦右衛門
「よし、では参る!」


 大手門への登山道

本丸に至る登山道


 大手門に至る道

大手門に至る道


 大手門があったとされる場所(鳥居のすぐ前に礎石が残っている)

本丸大手門前


 本丸への道

本丸へ至る道


彦右衛門
「ぜぇぜぇ、こりゃ結構しんどいのう。しかし、激写戦法にて手向かいする者もおらんわい。このまま本丸まで駆け上がるぞ。」


 本丸への裏道、尾根ルート

搦め手


義左衛門
「ふうふう、引き受けてはみたものの、やはり尾根からは相当しんどいでござる。岩場は多いし、ああっ、滑った。いたたたた。私も彦右衛門殿について大手門から行けばよかったかな。しかし、眺めはこちらの方が絶対にいいのでござるよ。彦右衛門殿に任せるにはもったいない。途中で適当に休憩を入れてと。」


 城中心部から大手門への道を望む

本丸から大手門への道


 本丸跡と推定される竜の口神社

神社


目出たく落城!乗っ撮り成功!!


彦右衛門
「おーい、義左衛門よーい!」


義左衛門
「おお、彦右衛門殿、やりましたな。しかし、章之進は何処に!ああっ、おったおった。」


章之進
「………しくしく、襲いかかったら襲われ返されたひょーん。しくしく。でも眠った隙に縛り上げときましたよ。しかし、なんだかこうしてみると愛おしい気もしますね。」


彦右衛門、義左衛門
「…………男色に目覚めたのなら、これからはあまり近寄らないでね。僕たちそういう趣味ないから。」


 本丸からの眺め。眼下に流れる川は旭川。左に下っていけば岡山城に至る。

旭川を望む


 本丸より県道美作線を望む

美作道を望む


彦右衛門
「絶景じゃのう。でも、ここ山城だから不便だし、もそっと下の方に行こうよ。」


義左衛門
「了解でござる。追って次の目標も考えておきましょう。まずはゆるりと致しましょうぞ。」


章之進
「ほーい。文字通り身を削ったかいがありましたよ。でも、こんなんで読者のハートがつかめたんすかね。もしつかめたなら、正に『ゲイは身をたすく』ですね。うまいっ!」


彦右衛門、義左衛門
「…………。」




 途中の看板。良い子の小学生、中学生も通るので、落城の経緯については書かれていない(笑)。笑かしでこのブログを書いてますが、宇喜多直家がここの城主の男色につけ込んで暗殺させたという逸話があるのは本当です。

看板


<竜の口城>


 竜の口城は、金川城(現岡山県御津郡金川町)を拠点としていた有力豪族、松田氏の出城として築かれ、対浦上の前線基地でした。北と西を絶壁に囲まれた堅固な城で、宇喜田直家は攻めあぐみました。


 一計を案じた直家は、重臣岡平内(利勝)の息子で美少年であった清三郎と図り、清三郎を風紀紊乱の罪で牢獄に閉じ込め、密かに沼城から逃します。


 その後、清三郎はまんまと男色にうつつを抜かす、さい所元常の元に潜り込みました。最初は疑っていた元常も、沼城の様子を密偵から聞き、また清三郎が母を伴い竜の口城内で甲斐甲斐しく世話をするのを見て、すっかり信じ込んだのです。実は、この母親とされる女性も口の聞けない老婆を、近くの村から拾ってきただけでした。


 永禄4年(1561年)6月半ば、暗殺の機会を伺う清三郎は、元常と涼みに出た城の北西の楼閣で元常と二人きりになります。清三郎の膝枕でうたた寝をする元常。清三郎は、好機到来とばかりに刀を抜き、元常に突き立て殺害に成功しました。暗殺の任を果たした清三郎は、脱兎のごとく城を駆け下り、追って来た小性を切り捨てて脱出しました。


 直家はこれをいたく喜び、すぐさま兵を派して、城主を殺され士気の上がらぬ竜の口城を落としました。その後、清三郎を元服させ、以後、岡剛介と名乗らせ、後には侍大将としたのです。




blogランキングへ援軍を送る!

FC2 Blog Ranking へも援軍を送る!

アクセスアップ相互リンク集ランキングに援軍を送る!


日本の城を攻め撮れー城撮り物語ーを最初から読む

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hikouemon.blog56.fc2.com/tb.php/4-ae4c6ece
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。