一方こちらは本丸の俊丸忍者隊
俊丸
「さぁてと、火の回りがかなり早いデブ。我が忍者部隊でさっさと本丸回りを攻め撮っておくデブ!」

木が鬱蒼と茂っている。南側(写真右)にも曲輪跡があり、その東側の斜面に竪堀も見ることができる。写真に撮ってはみたものの、普通の薮にしか見えないので(え、この本丸跡もか?)カット(笑)。
俊丸
「続いて西の二の丸デブ!かかれ、かかれ!!」

坂は強烈に急である。這うようにして登ると二の丸にたどり着く。高所恐怖症の人にはお勧めしない。
本来は、本丸か三の丸から尾根伝いに行くべきなのであろう。でも、登って下さいと言わんばかりに木が伐ってあるので、思わず登ってしまった(笑)。
周囲の木を伐ってあるので、頂上は見晴らしがとてもよい。三星城の戦略的価値が一目で分かるであろう。
山に登らずに左手に進めば井戸があり、さらに進めば本丸に到る。井戸については、後述する。
西の丸を守る後藤方の兵
「おお、二の丸にも火の手が上がっておるぞ!」
「二の丸も落ちたか!」
「これはもう持たんぞ。」
俊丸
「ふふふ、後藤の兵め、大慌てデブ!お、彦右衛門様の本隊も西の丸攻撃に取りかかられたようデブ。」

俊丸
「よし、我が隊は続けて三の丸攻略に向かうデブ!下と上から西の丸を挟み撃ちにするデブよ!別働隊を井戸にも差し向けるデブ!」
忍者
「ははっ!すぐにかかりましょう!」
シュタタタタ!

山の中腹に残る井戸。地元の人の話では、どんなカンカン照りの日が続いても涸れたことがないそうである。また、どんなに曇っても、井戸にはいつも3つの星が綺麗に映るというので、この山が『三星山』と呼ばれるようになったそうである。
地元の人が昔、水を汲み出したところ、刀の鞘やかんざしが出て来たとか。後藤一族のものだったのであろう。
昔はこの辺りに洞窟もあって、それは落城時の緊急脱出口だったとの言い伝えがあったそうである。現在はふさいでしまったのか、そういうものは見当たらない。
俊丸別働隊の忍者
「よし、井戸は押さえた!すぐに本隊に合流するのじゃ!」

俊丸忍者部隊の攻撃により、守備兵も殆どいなかった三の丸もあっけなく落ちた。
俊丸
「よし、西の丸へ攻め下るデブ!」

奥の林が西の丸跡である。左手には登り土塁があり、膝くらいの高さの土塁が西の丸方向に向かって伸びている。そのすぐ右には、小曲輪跡が無数にある。西の丸跡も今後整備される……ことを期待したい。
義左衛門
「おお、俊丸が遂に西の丸へ来ましたぞ!」
彦右衛門
「よし、城方の抵抗もここまでじゃな。最終兵器を出すぞ!」
「俊丸、米蔵の糧食は全部お前に与えるから、一気に攻め撮れ!」
俊丸
「で、で、で、で〜んぶ!?うおおおお!!」
城兵
「くうう、先程からの戦いで身体が動かぬ。最早これまでか!」
彦右衛門勢の絶え間ない攻撃に疲れ果てていた西の丸守備隊は、更なる攻撃に耐えられず次々と討ち撮られていった。最後に残った兵達も、燃えさかる火の中に飛び込み次々と自撮していった。
彦右衛門
「三星城、遂に攻め撮ったり!」
一方、城主の後藤勝基は28人の家臣と共に、囲みを破って落ち延びようとしていた。しかし、これを目ざとく見つけた者がいた。
章之進
「おお、あれに見えるは後藤勝基!最早、手負いの弱兵じゃ!逃がさずに討ち撮れ!」
章之進の兵
「おお、またもや美味しい!やりまっせ〜!」
章之進隊の追撃は厳しく、勝基の家臣は次々と討ち撮られていき、勝基一人が残るのみとなった。
後藤勝基
「最早これまでか。潔う自撮致す故、良く見届けよ!」
章之進
「そういうことなら、はい。タイマーは10秒後に合わせてあるから、よろぴく。」
後藤勝基
「かたじけない。では見届けよ!」
ジー、パシャ!
章之進
「御見事な最期でござった。これ、この写真を彦右衛門様に届けよ。」
章之進隊の侍
「ははっ!直ちに!」
こうして後藤勝基を撮り除いた彦右衛門は、美作東部を完全に支配下においたのであった。
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