


尾道から瀬戸内海を望む。向かい側の島が向島である(名前のまんまだな……)。上段にはしまなみ海道の橋が見える。下段の真ん中の建物は、安藤忠雄さん設計の美術館である。こちらから見るとモダンな外観であるが、瀬戸内海側から見ると瓦葺きの古い建物が並ぶ尾道の風景に溶け込んでいる。尾道の景色を損なわなず、それでいて現代的な要素も盛り込んだ素晴らしい設計といえよう。
彦右衛門
「一気に海を押し渡って攻め撮れ!」
村上吉充
「ふん、ノコノコ出てきおったわ!合図の狼煙を上げよ!太鼓を打ち鳴らして一気に出よ!」
ドンドンドンドン!
章之進
「あれ?なんか一杯船が出て来ましたよ!大きいのから小さいのから!」
義左衛門
「む、しまった!どうやら先に動きを嗅ぎ付けられていた様子!」
幸之助
「あの大きいのが安宅船、中くらいのが関船、小さいのが小早船なんダニ。一糸乱れぬ陣形で押し出してくるダニ。」
田坂義英
「ふん、あの程度の船団で村上水軍を攻めようなど、片腹痛いわ。まずは因島村上水軍の誇る鉄砲隊の威力、とくと味わえ!」
岩本一角
「鉄砲隊、構え〜い!」
島居祐宗(しまずいすけむね)
「まだじゃ、まだじゃ!よ〜く引きつけよ!」
世良田貞房
「よし、今じゃ!射ちやれッ!!」
ズダダダ!ダ、ダーン!!
ヒュンヒュン、ガシッ!メキィッ!
章之進
「うおおおお、危ねぇ!身を伏せよ!狙い撃ちされるぞ!ああッ!幸之助の『抜け毛の原因は頭皮にある!東急ハンズでNO1.ドクターズシャンプー
』の旗が吹っ飛んどるッ!」
幸之助
「あああ、旗が旗がぁ!毛が、毛がぁ……。」
幸之助の家来
「ご心配めさるな。こういうこともあろうかと、もう1つ旗を持って来てござるのをお忘れか?」
幸之助
「おお、そうだったダニ!すぐに新しい旗を立てるダニ!」
章之進
「………次から次へと試しておるようじゃのう。」
村上吉充
「ふふ、旗が変わったくらいで旗色までは変えられんぞ!それ、次は小早じゃ!焙烙火矢をお見舞いしてやれい!」
義左衛門
「む、いかん!あれは村上水軍の誇る強力な兵器!一種の火炎壜にて、投げつけられれば船が焼かれまする!」
彦右衛門
「まずいな!一旦引け引け!」
村上吉充
「ふん、逃がすか!小早と関船は廻り込め!」
章之進
「うっきゃー!囲まれるぅ、焼かれるぅ!」
彦右衛門勢危うしと見えた瞬間、巨大な黒い影が近づいて来た。その背後にも雲霞のごとき船団が控えていた………続く。
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